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企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続

【教科書的一冊】

「経営戦略の本を紹介して欲してもらえませんか?」
立場上そんな質問をよくされる。

ところが、この質問、答えるのがむずかしい(^_^) 

本のレベルも内容もさまざま。

読み手の目的もレベルもさまざま。

だからそう質問した人の期待に合わせて薦める本を考える。

「どんなこと知りたい?」
「企業の強み・弱みって何?そんなこと、考えるようになった」

 ・・・ふむ

「バリューチェーンやVRIOとかもっとよく理解したい。。。」

ふむふむ。。


 という、経営戦略の基礎を一通り学んだ所の彼に勧めたのがこの本。

J.バーニー著
『企業戦略論』


 入門書の次の教科書的な本。

ただ〜し・・・・・結構ボリュームある。

なんせ、上・中・下の全3巻の超大作。彼には、まずは上巻からということで・・・

バーニーの戦略論はポーターの戦略論に向こうを張っているという。。

とはいえ、まぁ、アカデミックな世界の戦いは、使う側にとってはあまりきにすることはなく・・

この本は、戦略論を実際に使うときの考えを深めてくれる。
分量はあるが、分かりやすい。

それだけ丁寧に書いてあるともいる

分量のある書物は最後の方に何が書いてあるのかが気になる。

下巻は、今はやりのM&Aとかの話題満載。

そういえば、NHKのドラマでもM&Aをテーマにしていた
ゴールデンパラシュートとか、ホワイトナイトとか、・・・
M&Aの変な言葉を知りたい人は下巻を読むとスッキリする。


―――――
Contents
―――――
第1章 戦略とは何か What Is Strategy?
1.1 戦略という概念の定義
1.2 戦略と企業のミッション
1.3 創発戦略
1.4 戦略と企業経営の環境条件

第2章 パフォーマンスとは何か What Is Performance?
2.1 戦略の定義とパフォーマンスとの関係
2.2 パフォーマンス概念の定義
2.3 企業パフォーマンスの測定

第3章 脅威の分析 Evaluating Environmental Threats
3.1 SCPモデル
3.2 脅威を分析する5つの競争要因モデル
3.3 5つの競争要因と業界平均のパフォーマンス
3.4 5つの競争要因モデルの適用事例
3.5 国際環境における脅威

第4章 機会の分析 Evaluating Environmental Opportunities
4.1 業界構造と機会
4.2 戦略グループによる脅威と機会の分析
4.3 脅威と機会の分析におけるSCPモデルの限界

第5章 企業の強みと弱み(リソース・ベースト・ビュー)Evaluating Firm Strengths and Weaknesses:The Resource-Based View
5.1 企業の強み・弱みに関するこれまでの研究
5.2 組織の強みと弱みの分析
5.3 VRIOフレームワークの適用事例
5.4 リソース・ベースト・ビューの意義
5.5 VRIOフレームワークの限界






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バリュー・チェーンについて
バリュー・チェーンバリュー・チェーン(Value Chain)とは、元々、マイケル・ポーター(1985)が著書『競争優位の戦略』の中で用いた言葉。価値連鎖(かちれんさ)と邦訳される。ポーターはバリュー・チェーンの活動を主活動と支援活動に分類した。主活動は購買物流 (inbo
  • マーケティング経営用語
  • 2007/03/19 12:52 PM
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